源氏会案内はコチラ
日本語を母国語としている皆さんは、「源氏物語」に触れることが出来る、潜在的チャンスがあります。
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古代大和言葉で語り、学ぶ源氏物語の研究会は福岡と北九州の2会場にて勉強会を開催しております。
平安朝半ばの貴族たちの言葉・生活様式・慣習・夫婦生活・男女の交際のあり方などを、作家紫式部が女性の視点で捉えた「恋愛指南書」としての源氏物語を、当時の精神世界から眺め、式部の求めた「女が女らしくあるため」の法則を述べていきたいと思います。
記事一覧
From the spiritual world at that time, the writer, Murasaki Shikibu, recited the Tale of Genji as a "romance instruction book", which captured the Yamato-kotoba words, liefstyle, customs, married life, and...
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Hereditary Storyteller
平安時代の文字と源氏物語 仮名「五十音図」というのは、江戸時代の呼称です。平安朝の母音配列順序は「イ・オ・ア・エ・ウ」(孔雀経音義)「ア・エ・オ・ウ・イ」(顕昭の古今集註)「阿・宇・伊・乎・衣、ア・ウ・イ・オ・エ」(管弦 …
Continue reading “和の精神世界6”
奈良時代の発声音 橋本進吉博士・有坂秀世博士の研究を受け継いだ多くの研究者によって、上代の和語の音韻が解明されてきました。あれこれと異議や補足を唱える方もいらっしゃるけれども、基本は揺らぎません。聖徳太子・稗田阿礼・太安 …
Continue reading “和の精神世界5”
Spiritual world of “Wa和 as harmony” (learning woman’s heart) “Wa” means Yamato-no-Kuni (old countr …
Continue reading “Spiritual world of Wa和”
書き言葉の時代へ 個人から集団の精神世界を「言い伝え」として次世代へ伝えていくために、気の遠くなるほどの時間を「口頭伝承」という方法に頼って伝えてきました。血縁者の一子口伝という形式を取ることが多いのです。人間には血縁幻 …
Continue reading “和の精神世界4”
「語り」と「話し」 「話にならない」という表現はありますが、「語りにならない」という表現はありません。起承転結のまとまりを欠いた「話にならない」という「話」があり得るのに対して、「語り」というものは、そもそも、まとまりを …
Continue reading “和の精神世界3”
上代の和語 私の専門は言語学です。日本語音韻の研究については明治の終わりから昭和初期に登場した優れた研究者によって完成されており、その後の研究者の論文で特に新しい見解を見出すことは、私には出来ません。橋本進吉博士の「上代 …
Continue reading “和の精神世界2”
「和」とは、大和の国、日本の「わ」であり、心は和む(なごむ)、和やか(なごやか)、和らぐ(やわらぐ)のであり、美味しい食材を和える(あえる)と幸せで、波は穏やかな和ぎ(凪)の状態であり、気持ちが和(のどか)なさまのことで …
Continue reading “和の精神世界(女ごころの学び)”
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早稲田大学大学院(心理学専攻) メルボルン大学大学院(言語学専攻) 文学修士。大学教員を経て、 株式会社 BrainTrust 設立。 代表取締役現在に至る。